なぜ人参は皮ごと食べるべき?科学データが証明する皮の栄養パワー
野菜の皮、むいていますか?
スーパーで買ってきた人参やリンゴ。
ついつい皮をむいてしまう方も多いかもしれません。
でも、実はその皮に、植物が持つすごい力がぎゅっと詰まっているとしたら?
当店の人参ジュースは、皮ごとすりつぶして作っています。
なぜそんな手間をかけるのか。
その理由を、最新の研究データをもとに、わかりやすく紹介したいと思います。
植物の皮には秘密がある
植物は、動くことができません。
そのため、紫外線や害虫、病気などから自分自身を守るために、特別な成分を作り出しています。
それがファイトケミカルと呼ばれる栄養素です。
ファイトケミカルは、植物の外側、つまり皮や種の周辺に最も多く集まっています。
なぜなら、そこが外界からの攻撃を最初に受ける場所だからです。
いわば、植物の鎧(よろい)のようなものです。
その鎧をまるごといただくのが、皮ごと加工する、という考え方です。
研究が証明する「皮の栄養パワー」

では、実際にどのくらい皮に栄養が集中しているのでしょうか。
世界中の研究者が調べたデータをいくつかご紹介します。
1. 人参の皮は、全体のたった11%なのに…
2019年に発表された研究によると、人参の皮は全体の重量の11%に過ぎないのに、フェノール酸という抗酸化物質の54%を含有していることがわかりました。
つまり、皮をむいてしまうと、栄養の半分近くを捨ててしまうことになります。
2. 皮のフェノール酸含量は、内部の最大6倍
別の研究では、人参の皮に含まれる総フェノール酸含量が2954 mg/kgなのに対し、内部の柔組織では762 mg/kg、中心部では510 mg/kgと報告されています。
皮の栄養濃度は、内部の最大6倍。
これは、皮ごと摂ることの重要性を如実に示しています。
3. 果物・野菜の皮は、果肉の最大10倍
2026年に発表された総説論文では、果物や野菜の皮が、食用部分(果肉)よりも最大10倍のファイトケミカル密度を持つと報告されています。
トマト、ニンニク、ナス、メロンなど、多品目で同様の傾向が確認されており、皮に栄養が集中するのは、植物界の共通ルールと言えるでしょう。
4. 人参の皮にはβ-カロテンも豊富
2024年の研究では、人参の皮からβ-カロテンを効率的に抽出できることが実証されました。
β-カロテンは、体内でビタミンAに変わる栄養素です。
皮膚や粘膜の健康を保ち、免疫機能のサポートにも関わるとされています。
皮に栄養が集まる3つの理由
植物が皮にファイトケミカルを集中させるのには、明確な理由があります。
1. 紫外線から守る
太陽の紫外線は、植物の細胞を傷つける要因の一つです。
そこで植物は、皮の部分にカロテノイドやフラボノイドなどの抗酸化物質を蓄え、紫外線のダメージを軽減しています。
2. 害虫や病原菌から防御
害虫やカビなどの攻撃から身を守るため、皮にポリフェノールやテルペン類などの抗菌・忌避成分を濃縮しています。
3. 環境ストレスへの適応
乾燥、低温、傷つきなどのストレスに応じ、植物は抗酸化物質を増産して自己防衛を図ります。
その最前線が「皮」なのです。
「皮ごとジュース」が選ばれる理由
当店の人参ジュースは、農薬・化学肥料不使用の人参を、皮ごとすりつぶして作っています。
皮を丸ごと加工することで、次のようなメリットがあります。
ファイトケミカルを余すことなく摂取:皮に集中する抗酸化物質を逃さない
食物繊維もバランスよく:人参の食物繊維は皮に多く含まれるため、皮ごと摂ることで腸内環境のサポートにも
β-カロテンの吸収効率向上:細かく破砕し、加熱殺菌することで、β-カロテンの体内吸収が高まることが研究で示されています
「皮って、硬くておいしくないかも…」
そう思うかもしれません。
しかし、ジュースにすれば、皮の栄養もおいしく摂ることができます。
野菜や果物の皮は、植物が作った天然のサプリメントのようなものです。
当店の人参ジュースは、その天然のサプリメントを、まるごと一杯に詰め込んでいます。
ロハスプラザでは、無農薬で栽培した人参を使い、人参ジュースやペーストなどを販売しています。
オンラインショップでは、この他にも身体に優しい食品を取り揃えています。






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