【糖尿病でも安心】にんじんは血糖値を上げる?GI値の真実と賢い食べ方
「にんじんは血糖値を上げるから避けた方がいい」
と聞いたことはありませんか?
実は、それは誤解かもしれません。
今日は人参と糖尿病や血糖値にまつわる疑問を、科学的なデータに基づいて紹介したいと思います。
にんじんのGI値は高い?知っておきたい「GI値」と「GL値」の違い
多くの食品データベースで、にんじんのGI値(グリセミック・インデックス)は70以上と記載され、高GI食品に分類されています。
GI値とは、食品に含まれる糖質が、体内でどれくらい速やかにブドウ糖に変わり、血糖値を上昇させるかを示す数値です。
ブドウ糖を摂取した際の血糖値の上昇を100として、それと比較して算出されます。
GI値が高いほど、血糖値が急激に上がると考えられます。
しかし、アメリカ糖尿病協会(ADA)や日本の糖尿病専門医は、GL値(グリセミック・ロード)という指標をより重要視しています。
GL値は、GI値に加えて「実際に食べる量」を考慮するため、より現実的な血糖値への影響を示します。
にんじん100gに含まれる炭水化物量は約6gと少ないため、適量を食べる分にはGL値は非常に低くなります。
したがって、にんじんはGI値こそ高いものの、血糖値に与える影響は小さいのです。
糖尿病に良い?にんじんに含まれる嬉しい栄養素
日本糖尿病学会が推奨する食事療法でも、野菜の積極的な摂取が勧められています。
にんじんには、血糖値のコントロールに役立つ以下の栄養素が豊富に含まれています。
食物繊維: 糖の吸収を緩やかにし、食後の血糖値の急上昇を抑える効果が期待できます。
β-カロテン: 体内でビタミンAに変換され、インスリンの働きを助け、血糖値の調整能力を高める可能性があると、デンマークでの研究(国立健康・栄養研究所など)で報告されています。
これらの栄養素は、にんじんを丸ごと摂取することで最大限に活かされます。
血糖値が気になる方へのおすすめ「にんじんジュース」の選び方
にんじんそのものは健康に良いですが、市販のジュースは注意が必要です。
多くのジュースは製造過程で食物繊維が取り除かれ、糖分が濃縮されるため、血糖値が急上昇しやすくなります。
しかし、すべてのジュースが同じではありません。
食物繊維を残す製法や、砂糖・添加物を使用しないジュースであれば、血糖値への影響を抑えられます。
当店のザ・人参は、無農薬で育てたにんじんを皮ごとすべて使用し、砂糖や甘味料を一切使わずに製造している人参ジュースです。
にんじんの皮に多く含まれる食物繊維を丸ごと使うことで、にんじん本来の栄養素と、米麹が持つ天然の甘さを活かした、素材本来の味わいをお楽しみいただけます。
まとめ
にんじんは、GI値だけで判断するのではなく、GL値や栄養素を総合的に考えることが大切です。
一つの食品に偏ることのないよう、バランスのよい食生活を心掛けましょう。
当店のザ・人参は、身体によいのはもちろん、健康維持のために飲み続けられるおいしさにもこだわって作りました。
毎日コップ一杯のにんじんジュースを生活の一部に取り入れてみてください。
ロハスプラザ・オンラインショップでは、自家製の無農薬にんじんを使った人参商品を販売しています。
コメント
コメントを投稿