人参通信第9号「食物繊維が足りない日本人」を発行しました
日本では昨年、100歳以上の高齢者が8万6510人に上りました。自分が100歳まで生きることが想像できない方も多いと思いますが、「人生100年時代」が現実味を帯びているのは事実です。一方で気になるのは日本人の食物繊維摂取量が年々減少しているという点です。
食物繊維の摂取量が少ないと死亡率が上がり、癌が増え、糖尿病や心臓病のリスクも高まることは研究で明らかになっていますが、日本人の平均食物繊維摂取量は減少傾向にあり、1950年の一日20gから、近年では14g前後まで減っています。一日あたりの「目標量」は18~64歳で男性21g以上、女性18g以上です。
世界にはいくつか長寿村と呼ばれる地域があり、京都府の京丹後市もその一つです。京丹後市の人々の暮らしと長寿との関係性を研究されている京都府立医科大学の内藤裕二教授によると、京丹後の人々の食生活は大変特徴的だそうです。
豆類、根菜類など食物繊維を多く摂り、魚や豆を主なたんぱく源とし、肉の摂取量が少ないそうです。特にその中でも注目されるのが、腸内細菌を育てる食物繊維だとか。
たんぱく質・脂質・炭水化物などは消化酵素によって消化されてしまいますが、食物繊維は消化されずに腸まで届き、腸内細菌のエサとなります。食物繊維の中でも「水溶性食物繊維」は腸の善玉菌を増やし、更には便を柔らかくして腸内を通過しやすくしたり、腸内をきれいに整えたりする働きがあり、いわば腸の掃除をする役目を担っています。
人参は水溶性食物繊維を多く含んでおり、ロハスプラザの「ザ・人参」は1本あたり約8gの食物繊維を含んでいます。毎日コップ1杯飲むだけでも「お通じが良くなった」というお声を頂いています。
家の大掃除に忙しい時期ですが、人参ジュースを活用して腸の掃除も忘れずに健康でよいお年をお迎えください。
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