待って！そのハチミツ大丈夫？買う前にチェックしたい3つのポイント

 

甘くておいしいハチミツ。

パンにつけたり、ヨーグルトにかけたりと、毎日の暮らしに少しの幸せをもらたしてくれる食べ物ですよね。

はちみつには古くから薬としても役立てられてきた歴史があります。

• 咳止め・喉の痛みや違和感
• 虫歯予防
• 整腸作用
• 胃薬
• 目薬
• 貧血の改善
• 免疫力アップ

などなど、蜂蜜の栄養価や抗菌作用が活用できるシーンはたくさん！

はちみつを生活に取り入れることで、毎日の健康管理がもっとおいしく、楽しいものになるのではないでしょうか。

ハチミツには種類がある？！

「ハチミツ」と一言で言っても、販売されているハチミツには種類があることはご存じですか？

ハチミツの栄養や抗菌作用をしっかり活用するために、今日はハチミツを買う時にチェックしたい3つのポイントを紹介したいと思います。

①ハチミツの産地

まずは、パッケージに書かれている蜂蜜の産地を確認しましょう。

産地は大きく分けて、日本の国内産と外国産の二つに分けられます。


養蜂をめぐる情勢(農林水産省 畜産局)によると、
日本国内でのハチミツ生産量は

1. 北海道
2. 熊本県
3. 長野県
4. 秋田県
5. 青森県

の順で多くなっています。

また、輸入の蜂蜜は全体の66%が中国産です。

国産と外国産の違いは、ハチミツの水分量です。

ハチミツには品質基準として、水分含有量が決められています。

• 国産ハチミツ　23%以下
• 外国産ハチミツ　20%以下

外国産の方が水分量が少ないため、味や香りの特徴が出やすいと言えます。

産地によって変わる味や風味を食べ比べてみるのもおすすめです。

極端に価格が安い輸入ハチミツは、品質に問題がある可能性もありますので注意しましょう。

②ハチミツの製造元

購入前にに製造元も確認します。

• 個人名
• ○○養蜂場
• ○○養蜂園

日本で生産されるハチミツについては、全国はちみつ公正取引協議会が品質基準を設けています。

「養蜂園」や「養蜂場」と記載があるものが信頼性が高いためおすすめです。

③ハチミツの原材料

最後に必ず確認したいのが「原材料」です。

実はハチミツには3つの種類があります。

●純粋はちみつ

純粋はちみつは、人工的に手を加えていない天然のはちみつです。

• 精製や加糖処理を一切行っていない
• 水分含有量が23％以下
• 果糖・ぶどう糖の含有量が合計で60g/100g以上

このような特徴があります。

採取したはちみつに含まれる栄養価や抗菌作用が一番含まれているハチミツです。

●加糖はちみつ

加糖はちみつは、はちみつに人工的な甘味料（水あめや砂糖）を加えて作られたもので、純粋はちみつとは異なります。

加糖はちみつは、はちみつの含有量が60%以上であることが条件とされています。

純粋はちみつと比較して栄養価が低く、主成分が砂糖であるため、はちみつが持つ効果を得られない可能性があります。

●精製はちみつ

精製はちみつとは、活性炭やイオン交換によって、はちみつの色や味、香りを取り除いた無色透明な蜂蜜のことで、加工蜂蜜として分類されています

精製はちみつは、はちみつに含まれるタンパク質やビタミン・ミネラル類が除去されているため、栄養価が低くなっています。

加糖はちみつと同様に、天然のはちみつとは異なるため、注意が必要です。

はちみつの健康維持に役立てる時には「純粋はちみつ」を選ぶことが大切です。

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