人参通信第21号「人参干しのすすめ」を発行しました!
ロハスプラザでは、定期的に人参通信を発行し、人参栽培の様子や人参にまつわるトピックスをお伝えしています。
今日は2025年8月の人参通信をご紹介します。
ロハスプラザでは、現在4つの圃場で人参を栽培しています。
3月に播種した圃場では収穫が終わり、5月に播種した圃場では、次の収穫に向けてかわいい人参たちが順調に生長しています。
3月に播種した圃場では収穫が終わり、5月に播種した圃場では、次の収穫に向けてかわいい人参たちが順調に生長しています。
今年は新たにエアコンが装備されたトラクターを導入し、例年よりも快適に作業ができるようになりました。
農薬や化学肥料を使わずに育てた人参を皮ごとペーストにしました。
レトルトなので、常温で保存でき、料理やジュース、お菓子作りに手軽に取り入れられます。
レトルトなので、常温で保存でき、料理やジュース、お菓子作りに手軽に取り入れられます。
離乳食や介護食にも使える、こどもから大人まで、安心しておいしく食べられる人参ペーストです。
連日、厳しい日差しが降り注ぐ、まさに夏の盛り。昔から日本の夏には、梅干しや大根などを天日に干して保存食を作る「土用干し」の習慣がありました。この知恵を人参にも応用してみませんか? 夏の豊かな日差しと乾燥した空気を活かした「人参干し」は、人参の風味を凝縮させ、長期保存も可能にする、まさに一石二鳥の保存食アイデアです。
なぜ夏の人参干しがおすすめなの?
- ①栄養価の凝縮: 天日干しで水分が蒸発すると、人参のうまみ成分や栄養素がぎゅっと凝縮されます。特に、代表的な栄養素であるβ-カロテンは、干すことで細胞壁が壊れ、体内での吸収率が高まります。
- ②うまみと食感の変化: 干すことで人参本来の甘みが強調され、独特の歯ごたえが生まれます。生の人参とは全く異なる風味と食感が楽しめます。
- ③ 長期保存が可能に: 水分が減ることで腐敗しにくくなり、常温での長期保存が可能になります。夏に収穫した新鮮な人参を無駄なく活用できる、サステナブルな方法です。
- ④非常食としても: 干し人参は、水で戻すだけで様々な料理に活用 できるため、災害時の非常食としても備蓄しておくと安心です。
人参干しの基本の作り方
とてもシンプルで、特別な道具はほとんど必要ありません。
- ①人参の準備: 人参を洗い、皮ごと(栄養は皮と実の間にも豊富です)薄切り、千切りなど、好みの形に切ります。薄く切るほど乾燥が早くなります。
- ②並べる: ざるや干し網に重ならないように広げて並べます。
- ③ 天日干し: 風通しの良い、直射日光の当たる場所に置きます。夜間や雨の日は、湿気を吸わないように室内に入れます。
- ④乾燥の目安: 期間は天候にもよりますが、通常3日~1週間程度でカラカラになります。完全に乾燥したら完成です。
- ⑤保存: 乾燥剤を入れた密閉容器やジッパー付き保存袋に入れ、冷暗所で保存します。
夏の強い日差しを最大限に活用する「夏の人参干し」は、人参を美味しく無駄なく保存できるだけでなく、その栄養とうまみをぎゅっと凝縮させる賢い方法です。
ぜひこの夏、ご家庭で干し人参作りに挑戦して、人参の新たな魅力を発見してみてください。
人参通信は、オンラインショップでバックナンバーも公開しています。
ぜひ合わせてご覧ください。
ロハスプラザオンラインショップでは、無農薬の人参を使った人参ジュースや、身体にやさしい食品を販売しています。
コメント
コメントを投稿