【無添加食品の選び方】原材料表示で確認したい5つのポイント
食品を選ぶとき、「無添加」という言葉に惹かれたことはありませんか?
健康や食生活への関心が高まるなかで、できるだけシンプルな原材料の食品を選びたいと考える方も多いのではないでしょうか。
しかし、パッケージに「無添加」と書かれているだけで、その食品の品質や安全性、栄養価まで判断できるわけではありません。
大切なのは、何が使われていて、何が使われていないのかを知ること。
今回は、毎日の買い物で役立つ原材料表示の読み方と、無添加食品を選ぶ際に確認したい5つのポイントをご紹介します。
「無添加」は何が添加されていないのか確認する
まず知っておきたいのは、「無添加」という言葉だけでは、何が使用されていないのか分からない場合があることです。
例えば、「保存料不使用」「着色料不使用」「香料不使用」は、それぞれ使用していない食品添加物の種類が異なります。
保存料を使用していなくても、ほかの食品添加物が使われている可能性はあります。
消費者庁では、食品添加物の不使用表示について、消費者に誤解を与えないためのガイドラインを設けています。
特に、単に「無添加」と表示することや、食品添加物を使っていないことを安全性の高さと結びつける表現には注意が必要とされています。
「無添加」という言葉を見かけたら、まずは何が不使用なのかを確認してみてください。
原材料は使用量の多い順に表示される
加工食品の原材料名には、基本的に使用した重量の割合が高いものから順番に表示されています。
例えば、次のような原材料表示があったとします。
原材料名:にんじん、りんご、レモン果汁
この場合、原材料として使用されている重量の割合は、にんじん、りんご、レモン果汁の順になります。
また、原材料名には、食品添加物とそれ以外の原材料を区分するルールがあります。
原材料名の途中に「/(スラッシュ)」がある場合、その後ろに食品添加物が表示されていることがあります。
添加物が別の欄に記載される場合もあります。
原材料表示を読む習慣をつけると、商品名やパッケージの印象だけでは分からなかった食品の特徴が見えてきます。
「砂糖不使用」と「糖類ゼロ」は違う
健康を意識して食品や飲み物を選ぶ方に、特に知っていただきたいのが「砂糖不使用」と「糖類ゼロ」の違いです。
「砂糖不使用」は、食品表示基準で定められた条件に従い、砂糖などの糖類を添加していないことを示す表示です。
一方で、原材料そのものに含まれる糖類までゼロになるわけではありません。
例えば、人参や果物には、もともと糖類が含まれています。
そのため、砂糖を加えていない野菜ジュースでも、甘みを感じることがあります。
また、「糖類」と「糖質」も同じ意味ではありません。
糖類は糖質の一部であり、食品の栄養成分を確認する際には区別して考える必要があります。
砂糖不使用という表示だけで判断するのではなく、原材料や栄養成分表示も確認してみてください。
栽培方法と食品添加物は別の視点で確認する
原材料にこだわるなら、その食品がどのように作られたのかにも目を向けてみましょう。
例えば、野菜の栽培方法と、加工食品に使用する食品添加物は、それぞれ異なるものです。
農薬を使わずに栽培した野菜であっても、加工する際に食品添加物を使用することはあります。
反対に、食品添加物を使用していない加工食品でも、原材料の栽培時に農薬が使用されている場合があります。
つまり、食品添加物の不使用と、原材料の栽培方法は分けて確認することが大切です。
原材料の産地、栽培方法、生産者の取り組みなども、食品を選ぶ際の判断材料になります。
もちろん、農薬や食品添加物を使用していることだけで、その食品が危険だというわけではありません。
どのような食品を選びたいのか、自分自身の価値観に合わせて情報を確認することが大切です。
原材料だけでなく、製造方法にも注目する
同じ原材料を使用した食品でも、加工方法によって味わいや食感、栄養成分などが異なることがあります。
例えば、野菜ジュースには、野菜を搾って作るものや、すりつぶして加工するものなどがあります。
搾汁やろ過の工程では、食物繊維の一部が搾りかすとして取り除かれる場合があります。
一方、すりつぶす製法では、原材料の組織を飲料に残すことができます。ただし、完成した商品の食物繊維量は製造条件などによって異なります。
こうした製法の違いは、原材料表示だけでは分からないこともあります。
気になる商品があれば、メーカーの公式サイトなどで、原材料の選定や製造工程への取り組みを確認するのもおすすめです。
原材料にこだわって作るザ・人参
私たちLOHAS PLAZAでは、愛媛県西条市で農薬・化学肥料を使わずに栽培した人参を使用した、人参ジュース「ザ・人参」を販売しています。
自社の微生物研究を活かした土づくりを行い、原材料となる人参の栽培からこだわっています。
また、人参を皮ごとすりつぶし、米麹を組み合わせることで、人参本来の甘みと飲みやすさを追求しています。
砂糖・保存料・香料は使用していません。
私たちが大切にしているのは、単に何かを使わないことではなく、原材料の良さを活かしながら、おいしく続けられる食品を作ることです。
毎日の食生活に取り入れるものだからこそ、どのように作られているのかまで知っていただければと思います。
自分が納得できる食品を選ぼう
無添加食品を選ぶ際には、パッケージの言葉だけでなく、原材料表示や製造方法を確認することが大切です。
今回ご紹介したポイントを振り返ると、
何が無添加・不使用なのかを確認する
原材料の種類と表示順を確認する
砂糖不使用と糖類ゼロの違いを知る
栽培方法と食品添加物を分けて考える
原材料だけでなく製造方法にも目を向ける
という5つが挙げられます。
食品に求めるものは、人それぞれ異なります。味わい、価格、原材料、栽培方法など、どれを重視するかも自由です。
「無添加」という言葉だけで判断するのではなく、食品について少し詳しく知ることで、自分や家族の食生活に合った商品を選びやすくなります。
毎日の小さな選択を通して、納得できる食生活を楽しんでみてください。








