コロナ禍で世界中で人気が高まっているマヌカハニーとは
蜂蜜は古くから薬として使われてきました。
蜂蜜の中でも、コロナ禍で特に注目を集めているのが「マヌカハニー」です。
今日はマヌカハニーの驚きの作用や活用方法をご紹介します。
マヌカハニーとは
マヌカハニーとは、ニュージーランドにしか自生しない野生の植物「マヌカ」の花から採れる蜂蜜です。
ニュージーランドの原住民たちは、古くからマヌカを薬用植物として利用してきました。
他のはちみつとの違い
マヌカハニーには、他の蜂蜜にはない抗菌効果を持つ物質が含まれていることが分かっています。
MGO(メチルグリオキサール)と呼ばれるその物質には、胃がんの原因となるピロリ菌を抑える効果があるとされています。
マヌカハニーはニュージーランドの医療現場でも活用されており、「メディカルハニー」とも呼ばれます。
見た目も濃厚なクリーム状です。
人によっては癖があると感じる方もいるでしょう。
飲み物に入れたり、ヨーグルトやチーズにかけたりして食べるのがおすすめです。
マヌカハニーの活用方法
他の蜂蜜にはない抗菌作用があるマヌカハニーは、食べて味を楽しむ以外にも、薬として活用できます。
喉の痛みには、大さじ1杯をそのまま口に入れて、ゆっくり溶かしながら喉に流しましょう。
胃もたれや胃痛、便秘解消や下痢の抑制にも効果が期待できます。
軽い火傷や切り傷にも、マヌカハニーを塗れば、傷の治りが早くなります。
購入の際に気をつけたいこと
「食べる抗菌剤」とも言われるマヌカハニーは、コロナ禍でさらに注目を集めるようになりました。
マヌカの花から採れた蜜のみで作られる「マヌカハニー」は大変貴重で高価ですが、他の花の蜜を混ぜた安価な粗悪品も出回っているため注意が必要です。
また、マヌカハニーから除草剤グリホサートの成分が検出される問題が明らかになっています。グリホサートは発がん性が疑われるため、使用禁止の動きが広がっている国もあります。
グリホサートを使用する農場や牧場の近くに巣箱を設置すると、蜂がマヌカだけではなく、農場のクローバーや他の花の蜜を集めてしまい、グリホサートが検出される可能性が高いと言われています。
購入を考える際は、生産者や製造の様子が分かる信用できるものを選ぶようにしましょう。
森を守る活動から生まれたマヌカハニー
ロハスプラザで販売中のマヌカハニーは、ニュージーランドのウィルダネスバレーで始まった森を守る活動から生まれたマヌカハニーです。
近年ニュージーランドでは、森林が伐採され、輸出用の木材であるパインの山となっています。
このような問題を解決し、ニュージーランドの原生林を守るために、マヌカを植樹する「マヌカプロジェクト」が始まりました。
みつばちが蜂蜜を作るためには花の蜜や花粉だけでなく、きれいな水が必要です。ウィルダネス・バレーの森にはみつばちが求めるきれいな川が流れています。
また、ウィルダネス・バレーの森には多くの野生の動植物が息づいています。マヌカを植樹することにより、ミツバチが他の鳥たちの分まで花の蜜を取りすぎてしまわないようにと環境に配慮した管理がされています。
▼ロハスプラザで販売中のマヌカハニーについて詳しくはこちらで紹介しています。
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